速報インフルエンザまとめ

感染症に関するニュース記事を集めたサイトです。季節性の高いインフルエンザ・ノロウィルス等の記事もご紹介します。 有効な対策などもご紹介。

ノロウイルス等の感染症対策は、先ずこま目に手洗い&うがいを行うことです。
こま目に手洗いうがいを行うことで、感染経路の遮断効果を狙います。
ところで、感染者の便や嘔吐物には数億単位のウィルスが存在し、誤った方法の除去掃除を行えば、それはむしろウィルスを拡散させることにつながってしまいます。誤った方法の除去掃除とは、拭き掃除の際にアルコールを用いたり、逆性石鹸を用いる等の普通の掃除を言います。アルコールや逆性石鹸ではノロウイルスは死滅しません。
拭きとった雑巾やペーパー類をそのままにすれば、それが乾燥した際に空気に乗ってヒトの呼吸器系にノロウイルスが侵入するチャンスを与えてしまいます
特に食品工場では、ヒトが口にするものを大量に生産しているがゆえに、特別対策を講じなければなりません。無策ゆえの一企業の存亡問題に発展する問題になり得ます。
ノロウイルスは、塩素系の薬剤の暴露で死滅します。次亜塩素酸ナトリウムでも可能ですが、液体の状態(水溶液)でしか効果はありませんし、それ自体刺激性の高いものです。少量でもフリーラジカルの効果で液体でも気体でも効果が得られる二酸化塩素が最も適した薬剤になります。


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インフルエンザは、一度罹患すると体内で抗体が作られます。また、予め到来が予想されるインフルエンザのワクチンを接種することで、同様の効果が期待できます。
ところが、2009年に日本でも流行した新型インフルエンザとは、これまで誰も罹患したことがなかった新しいウィルスによるものであったために、この対策がとれませんでした
これまで判明している人に感染する新型インフルエンザウィルスの”変異パターン”は、3つあります。
1つ目は、鳥インフルエンザとヒトのインフルエンザに感染した豚の体内でウィルスが合成され変異するパターン。
2つ目は、ヒトの体内で鳥インフルエンザウィルスとヒトのインフルエンザウィルスが合成され変異するパターン。
3つ目は、ヒトの体内で鳥インフルエンザウィルスが独自に変異するパターン。
昨今、東アジアでも鳥インフルエンザによるヒトの死亡例がいくつも報告されています。これは未だ鳥インフルエンザが一次的に感染して死亡した例であると思われますが、ヒトからヒトへの感染によって、明らかに変異したものであれば、瞬く間に海を超えてくるでしょう。一般的なインフルエンザの潜伏期間は、1~2日程度です。この時間があれば、アジアから日本に帰国することは十分可能ですね。長くても4~5日程度です。ところが、新型インフルエンザの潜伏期間は、1~7日とずいぶん開きがあります。この期間に他の人に感染させてしまうリスクが高まります。この潜伏期間を見ても、新型インフルエンザの脅威と言えますね。

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今年に入ってからのニュースで、いよいよタミフル耐性型のインフルエンザが流行の兆しを見せていることが分かりました。
新型インフルエンザのパンデミックの際にも頻繁に処方されてきたタミフルも効きにくいインフルエンザが流行するとなると、危機感も一層強くなります。
タミフルがインフルエンザに対してどのように作用するのかは、インフルエンザウィルスが宿主である人体中で増殖を行う際に必須な糖タンパクの結合を、タミフルの有効成分が阻害することでウィルスの増殖を困難にするからとのことです。
そうすると、この阻害要因が効かない宿主は、ますますインフルエンザのウィルスに侵されてしまいます。またその間にも、第三者の宿主に感染させることも可能になってきます。
まさに、パンデミック状態に陥る可能性が垣間見れます。
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