速報インフルエンザまとめ

感染症に関するニュース記事を集めたサイトです。季節性の高いインフルエンザ・ノロウィルス等の記事もご紹介します。 有効な対策などもご紹介。

 以前から空間除菌を行うために、二酸化塩素が有効である点について記述していますが、産業医の諸先生方もこれに着目されており、更に踏み込んで社会福祉施設等での二酸化塩素による空間除菌必要性としても訴え始めています。(正確には2008年頃より)
以下、一部抜粋です。
『さらに、社会福祉施設等の院内感染や発症予防対策のため、積極的に空間のウイルスや細菌な
どの病原体の除去(以下、空間除菌と記す)を行うには「二酸化塩素」は有効な手段です。
特に人体に無害な低濃度でインフルエンザウイルスやノロウイルスにも有効な二酸化塩素は、
日常生活の中で空間除菌が行える点で画期的です。
感染等に対し抵抗力の弱い方々が比較的多くいらっしゃる社会福祉施設等ではとりわけ、空間
除菌剤の二酸化塩素を活用し、感染や発症予防の準備を早急に進めていく必要があります。』(産業医 青山キヨミ 先生)
産業医 武神建之 先生のYoutube配信
【緊急!インフル・ノロ対策の最新の考え:空間除菌】
【パンデミック対策】

 様々な企業や団体で啓蒙的に活躍される産業医先生も、感染症対策として新たな手法である二酸化塩素の空間除菌について着目されていると言えますね。
各企業及び団体の衛生管理者方は、この様な対策を産業医先生方の指導や助言にもとづいて実施する必要があるように思えます。特に、抵抗力の弱い方々が入居されている病院や社会福祉施設等では、スタンダードに運用すべき対策法であるとも言えます。


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現在、エボラ出血熱の世界的な流行が懸念されています。
この病気は、中央アフリカを起源とするもので、発見から40年弱の比較的新しい部類の感染症です。
潜伏期間約7日の後、インフルエンザに似た症状から、内臓を含めた身体の器官から出血を伴う高熱にさらされ、致死率50~90%以上という驚異的な感染症です。
更に、治癒出来たとしても、脳疾患等の後遺症がつきまとうまさに人類史上最強の感染症とも
言えます。
世界各国で水際対策がされる中、その対策方法や措置は国によって異なり、画一的な対策は執られていません。
そんな中、アメリカではCDC(疾病対策センター)が警戒レベルを最高のレベル1に引き上げ、200人規模の緊急対策センターを設置して、各州の保健当局に対し、感染が確認された国から渡航してきた人がかぜの症状などを訴えた場合直ちに隔離措置をとるよう指示したほか、こうした国に50人規模の専門家を派遣して、患者を隔離する方法を指導するなど封じ込め対策に当たらせることを明らかにしました。(一部「NHKニュース」抜粋)
さて、エボラ出血熱を惹き起こすエボラウイルスとは、一体どの様なウィルスなのでしょうか?
エボラ出血熱の原因は、「エボラウイルス」というウイルスです。フィロウイルス科のウイルスで、短径が80~100nm 、長径が700~ 1500nm という、長細い形をしています。U 字状であったり、ひも状であったり、植物のぜんまいのような形だったりします。(一部「AllAbout」抜粋)

エボラウイルスは生物兵器だった!?
エボラウイルス電子顕微鏡写真(Wikipediaより)

エボラウイルスは、エンベロープをもつウィルスで、消毒用アルコールや石鹸で処置することが可能です。感染源が疑われる箇所は、しっかりとした除染が必要ですが、アルコールや石鹸による洗浄が出来ない場所は、どうすれば良いでしょうか?
そうした場所には、しっかりとした知識に裏付けられた二酸化塩素(CLO2/NaClO2)による対策が有効です。
二酸化塩素は、電子的な作用で、対象となるウィルスや細菌に対し、フリーラジカルによって急激に不活化させます。
人の往来が一層活発化している21世紀にあって、空港等の水際対策でこうした二酸化塩素による対策を行うべきです。
ちなみに二酸化塩素は、2001年アメリカで当時ブッシュ政権を震撼させた炭疽菌テロでも活躍しています。
エボラウイルスに対するワクチンは、未だ開発されていません。世界的なパンデミックを防止させるには、適切な方法によって感染経路を遮断するしか方法がありません。
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 病気になったら皆さんは病院に行きますよね。総合病院だと、診察を受けたい課ごとの待合室で、時間帯にもよりますが数十分から1時間程度も待たされます。午前中の診察は、特に多くの患者さんで待合室の椅子は埋め尽くされてしまいます。
 様々な症状を訴える患者さんがいる中で感染症に罹患している方々もいるはずです。例えばノロウイルスに感染した患者さんが居たとして、その患者さんがトイレを使用した後、ドアノブ・手すり・待合室の椅子・壁などに触れるとします。ドアノブや手すりや椅子は、他の患者さんも病院のスタッフさんも触れる場所です。
 ノロウイルスに感染した患者さんの便1gあたりに含まれるノロウイルスの数は、ざっと1億から10億個と言われています。便が完全に下水道に流されれば、そこから感染する可能性は高まらないのですが、問題は嘔吐物(吐瀉物)です。
 待合室で患者さんが嘔吐した場合、単に拭き取るだけでは全く効果はありません。純度70%のアルコール製剤や塩化ベンザルコニウム石鹸(逆性石鹸)では、ノロウイルスは死滅しません。綺麗に拭き取ったつもりでも、ウィルスはむしろ辺り一面に拡散された状態になっています。
 嘔吐場所が暖房の暖気で乾燥したらどうでしょうか?一見綺麗に乾燥されて、安全になったように見えます。
 しかしそれは間違いです。暖気に乗って、辺り一面の空間に撒き散らされた格好になります。それを他の患者さんや病院のスタッフさんも、呼吸時に体内に取り込んでしまうことになります。外来病棟で留まればまだ救われますが、病棟や院内厨房にまで拡散してしまうと、本当に大変な事態になります。しかも、ノロウイルスの生命力は他のウィルスよりも強く長生きなのです。
 院内感染は、被害者が同時多発的に発生するまで、起きたかどうかが分かりません。更に、起きた時は(発覚した時)、時すでに遅しなのです。故に、そうした被害を最小限に食い止める策を事前に講じることは重要なのです。二酸化塩素による空間除菌や、定時の清掃に二酸化塩素製剤を採用することは、そうした被害を事前に予見して行うべきものであるとも言えます。院内感染は、病院経営者側の責任問題に発展する可能性もあるため、こうした安全管理は徹底させるべきでしょう。

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